テコンドー精神④

こんにちは。テコンドー精神４つ目は『克己（こっき）』です。

『克己（こっき）』は、己に克（勝つ）と書きます。テコンドー総合本によると

『道場内外はもちろんのこと、自身を抑制することは実に重要な問題である。例えば、チャユ・マッソギ（自由組手）で、何らかの失策のために下級生や同僚から打撃を受けた時、自身を抑制できず憤りで攻撃を加えるなら、それは直ちに事故を招いてしまう。また、謙虚で節度のある分相応の生活ができなくなり、他人のものを妬み、虚栄心に囚われるなら、武道人としての品位を失ってしまうものだ。
　老子（紀元５８０年）は「強者とは、戦で相手に勝つ者でなく、自分自身に勝つ者」と言った。即ち、「自勝自強」である』とあります。

今日は、こんなところです。