北九州テコンドー道場ブログ

ITFテコンドー北九州道場のブログです。

上達する段階

テコンドーに限らず、あらゆる武道(スポーツ)、学問には上達する段階(順序)というものが存在します。


自分が何をやってるか分からない(できていないことが分かってない)
 ↓
できていないことが分かる
 ↓
意識すれば出来る
 ↓
意識しなくても出来る(無意識)


上達が遅い人は、一番最初の『自分ができていないことが分かってない』状態です。出来ていないことが分かっていない(本人はできているつもりか意識すらしていない)ので、こちらが注意しても直そうともしません。当クラブにも空手をやっていたという人がたまに入会してきますが、注意しても全く直りません。おそらく、空手をやってるからできてるはずだという思いがあるのでしょうが、テコンドーと空手は完全に別物です。野球とサッカーぐらい違うのじゃないかと思います。

まずは、どういう風に動くかイメージして下さい。頭の中にこう動けばいいというイメージをもって練習を行って下さい。上級者と自分の動きのズレをなくしていきましょう。また、自分の体の声を聞いて問いかけてみてください。この動き方であってるか?
通常の練習時は指導員、上級者の動きを見てくれればいいです。家では入門時にお渡ししたDVDで師範たちの動きをイメージして(観て)ください。いっぺんに全ての動きを確認するのは難しいので、今日は蹴り足の軌道を確認、明日は軸足、明々後日は腰の動きを確認という風に部分ずつ見て最終的に同じ動きができるようにして下さい。

夏前には、昇級審査を予定しています。まず、審査が受けれる段階まで練習すること、次に昇級(2つ上がり)して帯の色が変わるようにがんばっていきましょう!