北九州テコンドー道場ブログ

ITFテコンドー北九州道場のブログです。

パンチ

イメージ 1

テコンドーの試合は、ストレートのみ顔面パンチありです。↑の彼もいいパンチを打ってます。

しかし、私は黄、緑帯ぐらいのときはあえてパンチは教えません。組手の最初の時期にパンチを覚えると手に頼り、蹴れなくなります。

また普段手は字を書く、ボールを投げる、箸を使うなど日常的によく使うので器用です。レベルを問わなければある程度パンチはできるはずです。

攻撃の基本はより遠くからです。素手よりナイフ、ナイフより木刀、木刀より槍、槍よりトマホークミサイルですvv

そう考えると遠くから攻撃でき、より速く相手に届く蹴りの方がパンチより有利です。蹴りで一番射程距離が長いのはヨッチャ・チルギです。私がヨッチャギを多用するのは、この理由からです。

パンチが使えない技なのではなく、相手の懐に入ってしまえばパンチの方が攻撃しやすいので、要は使い分けです。

また、試合のレベルが上がると必ず蹴りでくる相手よりパンチでくることもある方が的をしぼらせないので有利に戦うことができます。

まずは蹴りのレベルをあげましょう。