北九州テコンドー道場ブログ

ITFテコンドー北九州道場のブログです。

6/9(水)本日の練習

本日の練習参加者は、少年部5名、、大人3名、見学者3名でした。

来月の施設の申し込みなどで少し遅れたのですが、今回は予告とおり19:00前から練習を行いました。

少年部は壁についての蹴り、大人はトルリョ・チャギでミット蹴り、黄帯は二ウンチャ・ソギの動作をマンツーマンで練習してから全体練習を始めました。

練習の流れは、いつもとほぼ同じです。今日は補強運動1人バージョンを行ったのですが、皆V字腹筋はできるようになりました。でも腕立てで腕を曲げてしっかりできてる子が少ないので、腕立てもできるようになってほしいですね。

今日はサージュマッキ・チャーロを行いました。審査のときは、サージュチルギ・チャーロ、ウーロ
→サージュマッキ・チャーロ、ウーロの順番で行います。

先週までサージュ・チルギ チャーロを集中的にやっていたので、順番的には次はサージュ・チルギ ウーロなんですが同じ方向の動作をやったほうが分かりやすいと思い、今日はサージュ・マッキ チャーロを練習しました。

片方が完璧にできれば後は反対になるだけなので、入りやすいと思います。


最近は少年部に審査を受けさせるかどうか悩んでいます。もうそろそろ決めないといけません。

明らかに合格するだけの力があるか、明らかに駄目なら悩まないのですが、いいところが出せれば通るかもしれないし、このままだと落ちるかもしれないという微妙なラインです。

ただ、少年部の場合、審査に向けて練習をし、他の道場生・指導員・師範が見ているあの場で審査を受ける、それだけでも意味があると思います。

けれど宮崎までわざわざ行く以上、審査に合格してほしいと父兄の方は特に思っているはずです。

できれば全員が審査を受けて昇級してほしいと思っていますが、僕がよかれと思って審査を受けさせても本人のためにならないことがあります。

もう数年以上前になりますが、こんなことがありました。白帯の少年部で2年以上白帯をしている子がいました。
教えても何もできないし、体力もなかったのですが、2年以上道場に来ているし、1つ(9級)でも帯が上がればいいかなと思い、かなり大目に大目に目をつぶって審査を受けさせました。

もちろん、練習日を増やし、ぎりぎり最低限のことはできるようにはなりました。審査を見ましたがやはり、ぎりぎり9級だろうと思いました。

ところが、8級(黄帯)になってしまいました。審査後には、いつも審査官と良かった点、改善点、今後どんな練習をしたらいいのか話すのですが、その場で8級にすることを僕は反対しました。

後にも先のも師賢に反対したのは初めてです。普通は指導員は自分が一生懸命教えている生徒なので、帯が上がってほしいと思っています。しかし、明らかに実力が足りない場合、本人のためになりません。

師賢からは、「これから頑張ればいいし、そう言えばいいから」と言われました。

地方の場合、審査が年に1、2回です。1度審査を逃すと次の審査は1年後ということも少なくありません。なので少し実力が足りなくてもこのまま練習を続ければ帯に見合った実力がつくだろうという見越しで上がることもあります。

帯が上がってから、その帯の実力がつくように頑張ればいいし、普通は帯が上がると自覚がでてきて上達していきます。

しかし、↑の子の場合、帯が上がったせいで、このままでいいと勘違いしたのかその後、上達しなくなりました。昇級後は基本の練習は、ちゃんとやらないし、体力もつかないと白帯時代の審査前がピークでした。

帯があがって駄目になる子もいるので、何人かには受けてほしいのですが過去にそんな事があったので受けさせるか迷っています。

黄帯がゴールなら別にいいのですが、あくまで途中経過です。実力が足りない状態で帯が上がって、そのせいで新しい課題が身につけれず、その後何年も黄帯のままという人を何人も見てきました。

練習への取り組み方、集中力、持続力がない子は本人のためには受けさせない方がいいのか?ここで仮に黄帯にあがれても黄帯で終わりになるんじゃないか?と最近は考えています。


今回も前回、見学に来られた方が見学に来られたのですが今年6歳の子です。北九州クラブでは原則、小学校1年生から入会を認めています。

家族に会員がいたり、環境によっては未就学の子でも入会を認めることもあるのですが、正直悩んでいます。

というのも6歳の子の下に弟がいるのです。だいたい兄弟はお兄ちゃんがすると十中八九、弟もしたいと言います。そして、当然入会をお断りします。

以前もあったのですが、入会前に弟は入会できませんよと断っておいて了承をいただいててもしばらくすると「何とか(弟の入会)なりませんでしょうか?」と何回か言われたことがあります。

もちろん、テコンドーがやりたいって言うのだから、させてあげたいという気持ちはあります。けれど現実問題、1人で1週間に1回、子供から大人の指導を同時にしているので不可能です。

首都圏であれば幼年部、少年部、成年部、壮年部でクラスを分けて練習している道場もありますが地方では難しいです。

ここ数年、よく5歳ぐらいの子の親御さんからテコンドーを習わせたいと問い合わせがきます。何とかしたいなと思いながら、今の仕事形態(3交代)と指導員が1人の状態では不可能です。


次々回(6/16(水))の練習は父兄参観日にしてリハーサルをかねて昇級審査形式の練習を行います。また、その日に今回の審査対象者を決めたいと思います。

本番の審査はとても緊張します。なので、少しでも場慣れできるようにしようと思います。

すいません、今日は長くなってしまいましたm(_ _)m