北九州テコンドー道場ブログ

ITFテコンドー北九州道場のブログです。

『一流の習慣術』

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先日、↑の本を買いました。本屋には週に1回は必ず行きますがイチロー選手の名前があるとつい手にとってしまいます。

今回は内容が気に入り、購入しました。

特に気に入ったのは(気になったのは)・・・

①「結果だけを求めず過程を大事にする」
イチロー選手は、バッティング練習と同じように1打席、1球ごとに自分の課題を抱いて打席に立っています。~中略
ゴールの数字でなく、1歩ずつ何かを積み重ねる日々の過程を大事にするのは、やる気を維持する秘訣の1つです。

②「環境に流されない」
うち(著書の指導する野球チーム)に入ったら誰でも上手くなっていい高校に行けると思わないで下さい。人間は自動車のようにベルトコンベアーにのって流されているだけでは完成したりしません。」



①は例えば試合で、結果だけ見るのではなく、やろうとしたことができたか?練習したことが出せたか?審査でも試合でも事前にどれだけ準備できたかで結果は決まると思います。
もっといえば、どれだけ練習してきたかで最初から結果はある程度決まっているような気がします。

②は例えば、○○のいる道場に行けば○○みたいになれる!と憧れ(幻想)を抱いて入会させる、入会する方がいますが、それは本当に幻想です。

あげくの果てに教え方が悪い、練習日が少ないと言う方もいるそうですが、ただの言いがかりですね。

もちろん、いい選手がいる道場には、いい指導者がいますが誰でもが上手になれるわけではありません。どんなにいい指導を受けても本人の自覚・意識がなければ全く成長はありません。

文句を言う前に、できない事をひとつずつできるようにしてあげることが重要だと思います。


本人の意識が重要だと頭で分かっていても、体に染み付いていないと実践できません。こういう本を読んだ後は、また再認識してがんばれます。

本当に繰り返し手にとって読みたい本です。