5/22(日)本日の練習 ~インナーゲーム
この日はあいにくの雨でしたが、少年部3名、成年部2名が練習に参加しました。
最近、W.T.ガルウェイの『インナーゲーム』という本を読みました。ガルウェイによると人間の中には、命令をする自分(セルフ1)と実際に行動を行う自身(セルフ2)という2人の人間がいるそうです。
自分を理性、自身を本能と置き換えれば分かりやすいかもしれません。
以下の記述は僕の解釈も入るので、気になる人、実際に本を読んでみたい道場生は僕まで連絡してくれたら、貸し出します。
自分(セルフ1)は、口うるさい上司のようなもので自身(セルフ2)より自分(セルフ1)が優位だと動作など上手くいかないそうです。
上達するには、セルフ2にまかせた方がいいようで、確かに教えてて足をもっと上げろやたためっていうと少年部は特に動作がギクシャクしてしまいます。
また、教えすぎは本人が考えなくなるので、教えないことより悪いそうです。確かに今まで道場生を教えてきて覚えが悪くてつきっきりで教えた人ほど上手くなりません。
以前、下関道場のYくんに審査前に指導員4人で1日中つきっきりで教えましたが全く上達しませんでした。
上達するための優れた方法は、良いイメージをもたせて後は、セルフ2(本能)にまかせるのがいいそうです。人間には自然習得能力があるので、よい映像(イメージ)を与えて上げると自然と上達するそうです。
昨日は、これをふまえて練習を行いました。また、先週、文師範にいろいろと練習方法を教えてもらったので、それをさっそく取り入れた練習を行いました。
先週は、練習中、練習後、文師範とかなり長い間、話をさせていただき、貴重な話をたくさん聞きました。
少年部の指導方法について相談させてもらったのですが、大人が審査まで1年かかるのなら、子供はその2倍、3倍の2、3年はかかると仰られました。
いままで、あせりすぎていたのかなと反省しました。
テニスの石津幸恵選手は、テニスクラブに通わずお父さんからテニスを習ったそうです。しかし、石津選手のお父さんはテニスの経験がなく、専門書やトレーニングの本を何百冊も読んで勉強したそうです。
その石津選手のお父さんが、「私は教えません、上手くなるまで待つんです。」と仰っていました。その話を聞いたときは、それじゃ、いつまでたっても上手くならないんじゃ?と思いましたが、今なら少しはその言葉の真意が分かります。
教えることはできますが、結局本人が一生懸命練習しないことには上手くなりませんから。
また、残念ながら進学や就職、家の事情などで道場から離れる人もいます。やむなき事情の場合は仕方がないですが、昇級できないや上手くならないなんて理由ではテコンドーを辞めてほしくないと思います。
続けることで得るものがあるし、なにより自信がなくなってしまいます。上手くいかない度にやめていては、新しいことには何も挑戦できなくなってしまいます。
例え上手くできなくても本人が好きで楽しんでやってるのなら、それでいいと思います。
できれば道場を辞めるときは、僕より上手くなって習うことがなくなったや全日本で優勝した。あるいは、テコンドーよりももっとやりたい事(好きなこと)を見つけたって理由で辞めるのがいいと思います。
真剣にやればやるほど、テコンドー奥深くて面白くて辞めれなくなりますけどね。
最近、W.T.ガルウェイの『インナーゲーム』という本を読みました。ガルウェイによると人間の中には、命令をする自分(セルフ1)と実際に行動を行う自身(セルフ2)という2人の人間がいるそうです。
自分を理性、自身を本能と置き換えれば分かりやすいかもしれません。
以下の記述は僕の解釈も入るので、気になる人、実際に本を読んでみたい道場生は僕まで連絡してくれたら、貸し出します。
自分(セルフ1)は、口うるさい上司のようなもので自身(セルフ2)より自分(セルフ1)が優位だと動作など上手くいかないそうです。
上達するには、セルフ2にまかせた方がいいようで、確かに教えてて足をもっと上げろやたためっていうと少年部は特に動作がギクシャクしてしまいます。
また、教えすぎは本人が考えなくなるので、教えないことより悪いそうです。確かに今まで道場生を教えてきて覚えが悪くてつきっきりで教えた人ほど上手くなりません。
以前、下関道場のYくんに審査前に指導員4人で1日中つきっきりで教えましたが全く上達しませんでした。
上達するための優れた方法は、良いイメージをもたせて後は、セルフ2(本能)にまかせるのがいいそうです。人間には自然習得能力があるので、よい映像(イメージ)を与えて上げると自然と上達するそうです。
昨日は、これをふまえて練習を行いました。また、先週、文師範にいろいろと練習方法を教えてもらったので、それをさっそく取り入れた練習を行いました。
先週は、練習中、練習後、文師範とかなり長い間、話をさせていただき、貴重な話をたくさん聞きました。
少年部の指導方法について相談させてもらったのですが、大人が審査まで1年かかるのなら、子供はその2倍、3倍の2、3年はかかると仰られました。
いままで、あせりすぎていたのかなと反省しました。
テニスの石津幸恵選手は、テニスクラブに通わずお父さんからテニスを習ったそうです。しかし、石津選手のお父さんはテニスの経験がなく、専門書やトレーニングの本を何百冊も読んで勉強したそうです。
その石津選手のお父さんが、「私は教えません、上手くなるまで待つんです。」と仰っていました。その話を聞いたときは、それじゃ、いつまでたっても上手くならないんじゃ?と思いましたが、今なら少しはその言葉の真意が分かります。
教えることはできますが、結局本人が一生懸命練習しないことには上手くなりませんから。
また、残念ながら進学や就職、家の事情などで道場から離れる人もいます。やむなき事情の場合は仕方がないですが、昇級できないや上手くならないなんて理由ではテコンドーを辞めてほしくないと思います。
続けることで得るものがあるし、なにより自信がなくなってしまいます。上手くいかない度にやめていては、新しいことには何も挑戦できなくなってしまいます。
例え上手くできなくても本人が好きで楽しんでやってるのなら、それでいいと思います。
できれば道場を辞めるときは、僕より上手くなって習うことがなくなったや全日本で優勝した。あるいは、テコンドーよりももっとやりたい事(好きなこと)を見つけたって理由で辞めるのがいいと思います。
真剣にやればやるほど、テコンドー奥深くて面白くて辞めれなくなりますけどね。