北九州テコンドー道場ブログ

ITFテコンドー北九州道場のブログです。

6/30(水)本日の練習

今日の練習参加者は、少年部4名、大人3名でした。

今日も全体練習の前に、個別に練習を行いました。道場に来たら、まずなわとびをするように以前から全員に言っています。そして体が温まった状態でストレッチを行うようにしています。

テコンドーは手と足の違いはあれど僕はボクシングの動きが参考になると思います。
体を温めるだけなら、どんな運動でもいいのですが、なわとびの方がリズム、タイミング、フットワーク、バネなどテコンドーに必要な動きが養えます。

さて全体練習ですが、馬とび、フットワーク、逆立ちをして準備体操をしてからストレッチをかねてアプチャ・オルリギを片足20本。
それからストレッチをしてヨプチャ・オルリギ、トルリョ・チャギ、ヨプチャ・チルギなど壁蹴りを行いました。

そしてアプチャ・プシギのスローキック(蹴って止める)をしてから、コンビネーションの練習。
1.アプチャ・プシギ→アプチャ・プシギ
2.アプチャ・プシギ→ワンツー(チルギ)
3.アプチャ・プシギ→ネリョ・チャギ

続いてコンヌンソギで足だけで移動をしてから、白帯の基本動作と三歩約束組手(サンボマッソギ)を行いました。

それから、今日は体力トレーニングを行いました。
①腕立て 5回 ②腹筋 5回 ③背筋 5回 ④ジャンプスクワット 5回を1セットとして全部で5~6セットやりました。

東京にいたとき、本部道場の土曜日の昼練習は佐藤師範の指導クラスでした。練習の最後には必ず上記筋トレメニューを行いました。ただし、回数は全て10回?か20回?を3セットでした。あれは、きつかったです(笑)

その後、サージュチルギ、サージュマッキをしました。今日は意図的に体を疲れさせた状態で型をしました。

僕は自主練習で週に1、2回足腰強化の練習をしています。ふだん型をやるより体が疲れている状態の方が体が疲れている分、無駄なところで力を入れなくなります。必要なところでだけ、力を入れる理想的な力の使い方ができます。

少年部練習最後は、10本×人数でアンヌンソ・カウンデ・チルギを70本しました。

練習の後半は、トルリョ・チャギでミット蹴り。そしてヨッチャ・チルギを重点的に練習しました。

日程は決まっていませんが、来月は昇級審査の予定です。

自分より新しく入会した人に帯が抜かれるのは恥ずかしいことです。緑帯以上になれば、がんばっても差がついてしまいますが緑帯まではがんばっただけ確実に実力がつきます。

少年部で最近、気になっているのは集中力、持続力がない子がいることです。集中してないので、練習中何度も同じことを注意されるし、何回注意しても直りません。

直さないと駄目だと思うので、最近は強めに注意しているのですが、なかなか改善されません。やればできるのは分かっているので、もったいないなと思います。実際、気分がのっているときは目を見張る動きをすることもあります。

例えば、AくんとBくんがいてAくんは100mを15秒で走る。Bくんは100mを20秒かかる。
この2人が競争してAくんは少し手を抜いて100mを17秒、Bくんは一生懸命走って20秒。
Aくんの方がBくんより速いけれど僕は全力を出したBくんの方を評価します。

大事なのは、できる、できないの前に全力でがんばることです。全員が黄帯になって一人だけ白帯のまま
なんて事にならないようには、したいですね。

色帯の修行期間は半年です。修行期間とは、入会してからか前回の審査からの期間のことで、新しい課題を身につけるには、だいたい半年ほどかかるので、半年は期間を空けなさいというものです。

しかし、半年たてば誰でも自動的に審査を受けれるというものではなく、課題を身につけていないと受審できません。

入会して半年というのは、あくまで目安で基準となるのは、やはり普段の練習の取り組み方と実力です。

テコンドーに限らず、上達するための最初の一歩は自分ができていないことに気づくことです。

できていない状態で帯が上がると子供は特に「このままでいいんだ」と思うので、その後、全く上達しなくなります。

なので、少しでも不安な箇所がある人は受けさせないでおこうと思います。

審査のためだけの練習をすれば、ひょっとしたら全員黄帯になるかもしれません。しかし、それだと見た目は黄帯でも実力は白帯という状態になります。

おそらく、他のどこの道場にいっても「あれで、黄帯?」といわれることでしょう。

どうせなら、白帯でもとんでもなく上手くなって「あの子、あんなに上手いのにまだ白帯?」と言わせたいものです。

今の状態だと難しいので、まだまだがんばらなきゃ!です。