北九州テコンドー道場ブログ

ITFテコンドー北九州道場のブログです。

センス

プロ野球工藤選手が書いている本を先日ちらっと読みました。センスのことについて書かれているページに
『センスとは調整力だ』と書かれていました。

また、センスとはあるなしではなく、磨くものであるとも書かれていました。

『調整力』とは何でしょう?それは正しい動きと自分の動きのずれの調整です。例えば先生は、こう動いているけど自分は違う動きをしている。では、同じ動きをしようと正しい動きに近づけていくことです。

また、僕は「あいつは天才だ」や「あいつはセンスがある」という言葉が大嫌いです。なぜなら、その言葉のうらには、あいつはセンスがあるから大して練習しなくてもああいう事ができるんだろうという考えが裏にみえるからです。

本人の努力を否定してるようで、この言葉は大嫌いです。

試合で勝つ選手や上手い人は、センス以前にかなりの時間練習を積んでいます。いっぽう上手くならない人に限ってセンスがあると言われてる人より練習しません。

以前うちの道場にいた子で練習中ずっと練習せずに座っている子がいました。これで上手くなる方がおかしいです。

同じぐらい練習を積めば、完全ではなくても必ず近い動きはできるようになるはずです。

「天才」という言葉は嫌いです。でも『ナルト』のロック・リーの「僕は努力の天才だ~!!」ってセリフは大好きですvv

センスというものがあるとして、それがなくとも努力を続けられる。それもひとつの才能です。