北九州テコンドー道場ブログ

ITFテコンドー北九州道場のブログです。

ベテラン・ジュニア世界大会

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ベラルーシで、ベテラン・ジュニアの世界大会が行われています。

大会の結果は協会のホームページ(⇒http://www.taekwon-do.co.jp/)にお任せするとして、まず1枚目の写真は朴禎賢師範(写真右)と黄秀一師範(写真左)の型決勝の写真です。

2枚目は、黄秀一師範の組手の写真です。

来月の佐賀の審査は、朴禎賢師範が来られる予定です。多感な子供時代に一流の人に接することができるのは非常にいい経験になると思います。

普通に学校に行ってるだけでは、なかなか一流と言われる人と会う機会はないと思います。練習した成果を師範の前で発揮できるように、しっかりがんばってほしいですね。

そして、黄秀一師範です。なんと型、組手ダブル優勝です!!やっぱりすごいです。改めて、すごい人から教わってるんだなと思います。

師範のすごさというとみんな、その華麗な技を思い浮かべますが、僕は『目』だと思います(もちろん技のすごさは言うまでもないです)。

師範と組手をすると空いてるところを的確に蹴ってきます。蹴りなんて、蹴りはじめてから当たるまでコンマ何秒の世界です。
普通は蹴ったのと同時ぐらいにブロックされた、当たったという判断をすると思います。

ところが師範は蹴ってる途中で、ガードが空いたらそこに攻撃箇所を変化させます。見えてるんですね。

相手のガードの隙間を見逃さない目のよさとそこに的確に当てることができる技術、それが師範の強さの秘密だと思います。

そういえば、イチロー選手も動態視力は、とんでもなくいいみたいです。

まるで、ディオのように止まった世界の中を動いているみたいです。 ←知らない人すみません

見えたからといって必ずかわせるわけではありません。タイミングをはずされたりすることもあるでしょう。でも見えてない攻撃がかわせることは100%ないです。なので、目の能力ももっと上げなければなりません。

東京にいたときに、こんな事がありました。

師範から組手時にガードができてないから、練習しよう。今から蹴るからガードしろと言われ、師範が蹴ってきました。僕のガードができてるときは強めに蹴り、ガードが空いてるとき(防御が間に合わないとき)は、軽く当てられました。

今考えても↑は、すごいです。逆に言えば、ガードが空いてるときにフルパワーで蹴ることもできるということです。


別の日にこんな事がありました。確か師範が蹴るからよけてくれと言われて師範の練習のお手伝いをさせてもらった日の事だと思います。

組手をやる皆さん、トラとパンデどうよけますか?

いちいち、トラだ!ガードをさげよう。パンデだ!ガードを上げようなんて考えず、瞬間的に体が反応してると思います。

ところが、この日の練習でガードを上げるとトラ、ガードを下げるとパンデを蹴られました。最初は、偶然かな?と思ったんですが何回やっても的確に空いてる方を蹴られました。おそらく100回やったら100回とも当てられると思います。見えてるんですね。

まずは、見えなきゃ始まらないってことで最近は目のトレーニングをよくやってます。どんな練習してるかって?効果があったら報告します。最低でも半年先にはなると思いますが。