北九州テコンドー道場ブログ

ITFテコンドー北九州道場のブログです。

7/27(水)本日の練習 ~考える

この日は、少年部4名が練習に参加しました。

夏は、体が暖かい(暑い)状態なので体を柔らかくするチャンスです。体の硬い人は夏の間に、しっかり体を柔らかくしましょう!

この日は、最初に縄跳びをしてからすぐストレッチ。準備体操をしてから、フットワーク、ストレッチ、1人でする補強運動をしてから、壁について蹴り(スローキック、スピードを入れて蹴る)をしました。

その後、基本動作、スローキック、移動しながら蹴り、ミット蹴りでネリョ・チャギ、トルリョ・チャギをしました。

最近は、また少年部の元気のなさが気になっています。手を抜いているかといえば、そんなことはないんですが、じゃあ必死にやってるかといえば、そんなことはない。

去年、昇級審査前、受審する子たちは明らかに表情、練習への取り組み方が変わりました。「やっと、ここまでになってくれたか」と当時は頼もしく思いましたが、すっかり元に戻ってしまいました。

夕方ぐらい走っていると近所のグラウンドで野球少年が大きい声で、いきいきとした表情で練習しています。見るたびに、うちの子たちは、どうやったら、こういう風になってくれるかなと考えてしまいます。

大きい声を出すと気持ちが乗ります。次回は、まず大きい声を出させるようにしようと思います。

そういえば、高校時代の部活初日、100m先にいる先輩に向かって、クラス、氏名、出身中学の校歌を大きい声で歌うっていうのをしました。

周りに他の部活の人もいて恥ずかしかったので早く終わらせたくて、これ以上出ないってぐらい大きい声で歌いましたが、僕も含め新入生は何回も歌わされました。

当時はイヤでしたが、今思えばいい経験です。

また、少し以前から少年部にはテコンドーノートを書かしています。サッカー、インテル長友佑都選手は中学時代、部活終了後に顧問の先生から練習の感想などを書かされていたみたいです。

最初は、2・3行しか書けなかったが、しだいに1ページぐらい書くようになったそうです。

面白いもので、上達が遅い子ほどテコンドーノートが真っ白です。学年の低い子の方がノートを一生懸命書いています。

ノートに、その日の練習の良かった点、悪かった点など書くようになっていますが「ほとんど悪かった」としか書かない子がいます。

最初の数回は、目をつぶってましたが、今回はもっと具体的に書くよう注意しました。

「ほとんど悪かった」っていう表現は、自分のいい点、悪い点が具体的に分かっていない。もっと言えば何も考えていないって事です。

勉強でいえば、成績が悪かったっていうだけでは、成績は良くなりません。どの科目が苦手なのか?その科目のどの部分が苦手なのか?がしっかり分かって勉強しないと、いつまでも悪いままです。

もっと考えるクセがつくように、しつこく注意していこうと思います。

よほどセンスあふれる人じゃない限り、考えることを放棄して上達することはありません。全日本チャンピオン達は技術、体力、メンタル、全てトップクラスなのは言うまでもありませんが、驚くほどよく考えています。

頭の良さは変えられませんが、頭の強さ、考え抜くことは誰にでもできます。

また、家で練習するようにいうとすぐ「時間がありません」という人が僕は嫌いです。腕立て、腹筋、背筋などそれぞれ20回しても3分もかかりません。

オバマ大統領は、毎朝ランニングやトレーニングなど30分しているそうです。

できない人はオバマ大統領より忙しいのか?と言いたくなります。

時間がないことじゃなく、時間がなかったらやろうとしない意識の低さの方が問題です。

僕も時間の使い方は上手い方じゃないですが、時間はあるものじゃなく作るものです。